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用語集

ウィザーズサーヴァントシステム 略してWSS。現代で魔術関連職に就く人間には必携といえるシステム。 自分が習得(無意識にでも発動が出来るレベル)した術式の登録や自動組成、管理等を行う、『魔術士の召使』として構築されたシステム。装置本体は「ハードチップ」と呼ばれる
PD パーソナルデバイス(略・PD)現代魔術科学社会における必需品ともいえる、通信/演算装置である。有力企業三社が提携し、最新鋭技術を駆使して開発した商品。約二十年前に発売され、その圧倒的な利便性から爆発的なヒットを得た。モバイルフォン型、ノートパソコン型、タブレット型、ゲームハード型などその時々の用途に合わせて変形する。普段はモバイルフォン型にしてポケットなどに入れ、気軽に持ち運べる。
エフェクトチップ 誰でも魔術の恩恵が得られるようになるチップ。WSSのハードウェアチップよりも小型で軽量。容量は型により異なる。 但し扱えるようになるのは一般の有料販売スキルのみであり、使用には魔術士同様に発声訓練が必要である。 魔術士と同等の能力を持つことは到底できないが、これがあることで科学者タイプ(魔術適応能力のない人間の通称。科学世界との交わりで最近とみに増加していると言われる)の人間との格差も埋まってきている。こちらも脳に直接埋め込む形になる。スキルは多種多様であるが、当然利便性の高いものほど高額である。また、WSSと違って容量の拡張を行う為にはチップごと買い換える必要がある。
武装召喚 エフェクトチップのスキルのひとつ。 指定した武器を指定した場所から召喚・補充する。 使用の際には召喚コードが必要で、利用者が特有の発声で全てのコードを正しく入力する必要がある。
狗(いぬ) 古来より人に使えることを生業としてきた狗族の通称。(蔑称とはまた少し違う) 英雄メルトハートに寄り添った忠犬を現代でも規範とし続け、人間と主従関係を結ぶ。 但し、「狗」の側から「一生仕えても良い」と判断して主人を選ぶことが狗にとっても主人にとっても名誉で誇りのあることらしい。 言葉自体は良くないが、主人と狗の間には信頼関係が築かれていることが多く、今現在は奴隷のような関係性は少数派である。 基本的にはファミリーネームを持たず、一部の有力な地位のあるものしか家名はない。 その為、戸籍は持たない。許されないわけではなく望まないらしい。 個体の登録と管理はまた別の管轄があり、そしてそれは義務ではない。 また、人への従属を拒否し自立して自由に生きることを選択する狗族も現代では少なくない。
魔動人形(オートマタ) 人形師の手で生成された、魔力を原動力に動く擬人の人形。外見の精緻さで一目見ただけでは人との区別が難しいものが多い。 鑑賞用・労働作業用・性玩具用など用途は幅広い。 魔動人形(オートマタ)は基本的に体内に人間に対しての強固な絶対服従式が組まれており、人間の模倣行動は出来ても自らの意思で行動することは出来ない。
マギアン 魔術世界出身の人間の総称。